朝という逃れられない地獄
多くの社会不適合者にとって、朝を迎えるのは地獄の儀式のひとつでしかない。
現在の私は、夏はクソだるいのでいっそのこと自分で夏休みを作り出そう!ということで夏になる前に労働先を辞め、一時的にニート生活を楽しんでいる。
だから、労働先へ行かなければならないという苦行から一時的に解放されているにも関わらず、
「朝」への恐怖から早い時間に起きることがなかなかできない。
「朝」への恐怖心が心の中にくすぶり、長期間休んでいる間ですら支配される。
朝が嫌いだから起きたくない。朝がやってくるから夜は寝たくない。
そうして狂いまくった睡眠リズムの結果、
朝は二度寝したくてぼーっとしているし昼になると眠くて眠くて目が開けていられない。
夜になるとようやく元気になってきて、(私にしては)少し活動的になってくる。
だけど、その頃にはもう寝なければならない時間……
ちっとも眠くないけど布団に入る。
1時間2時間と経っても眠れない。
我慢できずにスマホを触りだし、余計に目が覚める悪循環。
ていうか大体夜に寝るより昼の明るい時間に寝たほうが気持ちいいしなんで夜に寝なきゃいけないんだクソがという気持ちになってくる。
そうやって布団の中で悶えているうちに、
太陽がのぼってきて室内に光が差し始め、爽やかな鳥の鳴き声が聞こえてくる……
はっきり言って最悪だ!!!
太陽は嫌いじゃないし鳥だって嫌いなどころかむしろ好きだ!!
しかし朝の訪れを告げるそれらは邪悪だ!!!
光はギュッと目をつぶっていれば見てみぬふりができる。
だが鳥の声は容赦なく耳に刺さり、朝の訪れを知らされる……
誇張でもなんでもなく、幼稚園児の頃からこの苦しみと戦い続けている。
私の社会不適合者としての戦いは、幼稚園児時代から始まっているのだ。
死ぬまでこの呪いが続くのだろうか。
私と社会不適合者のみんな
学校へ、労働へ向かわなければならない始まりの合図
苦しい
9月になる頃には次の労働先を見つけなければならない。
またあの恐怖がやってくる。